模写作品です。
size SM アクリル画/2024年模写
※所属する絵画サークルの課題で描きました。
《Cat and Bird》 猫と鳥
◆Paul Klee パウル・クレー
模写作品です。
size F4油彩/2023年模写
※所属する絵画サークルの課題で描きました。
《NUIT ETOILEE》 星月夜
◆Vincent Willem van Gogh
フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ
模写作品です。
size F4油彩/2011年模写
《L'Amour et Psyche, enfants》
アモールとプシュケ,子供たち
◆William Adolphe Bouguereau
ウィリアム・アドルフ・ブグロー
美術館のグッズコーナーでこの絵に出会って
『なんてキュートで美しい天使なのでしょう!!』と惹かれポストカードを購入。
所属する洋画サークルのグループ展で2011年のテーマは模写画も展示する、との
ことでしたので私はこの大好きな作品に挑戦して描きました。
実物と比べると表情や彩度、筆跡が全く模写できていないのですけれど……。
描きながらブグローの筆圧等、感触を学び感服致しました!
模写作品です。
size F4油彩/2011年模写
《Woman with a Parasol》 日傘の女
◆Claude Monet クロード・モネ
所属する洋画サークルのグループ展で2011年のテーマは模写画も展示する、との
ことでしたのでこの作品に挑戦して描きました。
特に日傘が大好きです。空は自分流の明るい空色で仕上げました。
模写作品です。
size F10油彩/2002年模写
《椰子の木》
◆Marc Chagallマルク・シャガール
◆模写作品「アモールとプシュケ」に纏わるギリシャ神話コーナーを作成しました。 アートと共にご紹介(*^-^*)/2011.10
【アモール(愛)とプシュケ(心)】
※ラテン語読みのアモールは、ギリシャ語でエロースと表記されています。 英語読みではキューピッドです。
参照:ギリシア神話小事典・黄金のろば・Wikipedeia
ある国の国王に三人の娘がいて、三人姉妹の末娘プシュケが絶世の美女として噂になっていた。
愛と美の女神アフロディテ(ウェヌスまたはヴィーナス)が美の女神としての誇りからプシュケ(サイキ)の
美しさに嫉妬心を抱く。アフロディテは息子エロースにプシュケの所に行って鉛の矢で射るように命じた。
しかしエロースはプシュケの寝顔の美しさに惑い、ついには誤って黄金の矢で自身の足を傷つけてしまう。
そしてプシュケに恋してしまったエロース。
※キューピッドの持つ黄金の矢に射られた者は、最初に出会った者にたちまち恋をしてしまいます。
逆に鉛の矢で射られた者は、恋する心を失います。
※1798年、サロンに出品した当時、激しい賛否両論を巻き起こした作品。
アモールとプシュケは可憐であるが、あまりにも人形のように人工的で冷たい、と。
プシュケの奇妙な視線は、プシュケにはアモールが見えていないせいであります。
このような批判も乗り越えこの作品の清らかさは次第に人々の賛同を得て フランソワ・ジェラールは
確固たる地位を築いていったのでありました。
神が人間と結婚するためには、その姿が人の目に見えないようにしなくてはならない。
人間は神の火に打たれて死んでしまうから。
エロースは魔神に化けてプシュケの両親の前に現れ、彼女を生贄として捧げるよう命じた。
プシュケの両親は彼女に花嫁衣裳を着せ、山頂に残した。プシュケが不安な気持ちで山頂で過ごしていると
彼女の身体は突然、西風の神ゼピュロスによって持ち上げられた。
ゼピュロスはエロースの元にプシュケを運んだ。
プシュケは美しい庭園に囲まれた宮殿に運ばれた。
この宮殿では扉はひとりでに開き、姿を見せない召使によってプシュケのあらゆる用事をこなしていった。
そして夜になるとエロースがプシュケの元に訪れる。
この時はまだプシュケはエロースの姿を見たことは無かった。
プシュケと暮らすエロースだが、神であることを知られては禁忌に触れるため
暗闇でしかプシュケに会おうとしなかった。
「ずっとここで暮らしていいが、絶対に自分の姿を見ないでくれ」
エロースはプシュケを労わり、プシュケは幸せに暮らした。
自分が怪物の生贄にされたものだと思い込んでいる姉たちを安心させてあげたい、との思いから
プシュケは姉二人をこの場所に呼び寄せることに。
そして、ゼピュロスによって姉二人がエロースの神殿に招かれた。
プシュケが、まだエロースの顔を見ていない事実を話すと 姉たちは、やはり恐ろしい怪物ではないか、と
疑惑の念を持たせることを言った。夜しか現れず、顔を見せないエロース。
姉たちの言葉に不安な気持ちを抱いたプシュケ。
夜、エロースが寝静まった頃、剣と灯りを持ってエロースの姿を照らした。
そこにいたのは、今まで見たこともない美しい青年であった。
プシュケは驚き、姿を照らしていた灯りの蝋をエロースの肩に落としてしまい
蝋の熱でエロースが目を覚ましてしまう。
エロースの美しい姿を見てプシュケも恋に陥った。エロースはプシュケをじっと見つめた。
怒りはなく、深い悲しみと憐れみの表情であった。
約束を破ってしまったプシュケに絶望したエロースは彼女を残して消えてしまった。プシュケは気を失う。
プシュケが目覚めたとき、宮殿も中庭もなく、雑草の中であった。エロースと共に全て消えてしまった。
彼女は森の中をさまよい歩いた。プシュケはエロースの居所を探し幾日も歩き回った。
豊穣の女神デメテルは言った。
「プシュケのためにエロースは肩と心に重い傷を負ったので、母アフロディテの宮殿で手当てを受けている。
アフロディテの宮殿に行って、詫びを入れなさい」と。
プシュケがアフロディテの宮殿に赴くと、デメテルの言うとおりアフロディテは怒っていて、プシュケに難問を出した。 それは大麦、小麦、黍を仕分けする作業だった。
大変な分量で、とても一人でできるわけもない。 女神は当日の日暮れまでというノルマを課した。
プシュケが途方にくれていると、エロースが蟻に命じて穀類の分別をさせた。
何千匹もの蟻が日暮れまでにその仕事を片付けた。
アフロディテは固くなったパンの欠片をプシュケに投げ、明日はもっと仕事をさせる、と告げる。
次の仕事は、川の向こうにいる羊たちの黄金の毛をとってくる、というものだった。
川を渡ろうとする プシュケを、川の神が止めた。
日中の羊たちは恐ろしく気がたっているので、行くのなら日が暮れて羊が眠ってから
抜け毛だけを集めるように、と川の神は勧めた。
この仕事も難なく成し遂げたプシュケに、アフロディテは更に立腹して3度目の難問を出した。
それは高い山に登って物忘れの水を瓶いっぱいに汲んでくる、というものだった。
登ることの困難な高い山にその泉はあって、泉の両側には恐ろしい竜が住んでいる洞窟があった。
この仕事を手伝ってくれたのはオリュンポス最高神ゼウス(ユーピテルまたはジュピター)が
飼っている鷲だった。 この鷲はエロースが可愛がっていた。
鷲はプシュケから瓶を奪うと水を汲んできた。
それでも怒りを静めないアフロディテは再び難問を出した。
それは冥界に住む女王ペルセポネから彼女の美しさを分けてもらう、というものだった。
そのための箱を渡されはしたものの、冥界に行くには一度死なないといけないと考えたプシュケは 高い塔に登って身を投げようとした。
それを制したのは塔だった。塔は洞穴から冥界に行く道を教えてくれた。その道ならばケルベロス(冥界の番犬)やカロン(地獄の渡し守)も大丈夫だそうな。
無事に冥界についてペルセポネから美しさを頂戴したプシュケ。
しかしペルセポネから箱に美しさを入れてもらっても、それを覗いてみるのは禁止された。
自分の容色も衰えエロースの愛も失うのではと不安になり、箱を開けないよう警告されていたにもかかわらず
開けてしまう。プシュケが箱を開けると、そこに美しさは入っていなかった。
代わりに、「眠り」が入っていて、それがプシュケに襲い掛かった。
プシュケは激しい睡魔に襲われ、眠ってしまった。
それは実は「眠りの箱」だったのだ。
そこへ偶然通りかかったエロースは、健気で純粋なプシュケのことを見て愛おしく思い
彼女をオリュンポスへ連れて行き、ゼウスにアフロディテとの仲裁を求めた。
アフロディテもプシュケの一途さを認め、2人は正式に結婚することを許された。
ゼウスはエロースの願いを叶え、プシュケに神の酒ネクタルを与えた。
プシュケは神の酒ネクタルを飲んで神々の仲間入りとなる。
女神となったプシュケの背中に蝶の翅が生えた。
二人の間には「ウォルプタス(喜び)」という名の女の子が生まれた。
二人は一生、共に幸せに暮らしたという。
参照:ギリシア神話小事典・黄金のろば・Wikipedeia
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余談
「アモールとプシュケ」のお話はハッピーエンドで可愛いストーリーですね♪
ギリシャ神話の中には最高神でさえ誠実さが存在していないような『なんと!』って驚かされるものがいろいろとあります。
山びこに通ずる名称「エコー」や「ナルシスト」の語源になっているお話など ギリシャ神話にはユーモアが感じられます(*^-^*)
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